映画「生きる─大川小学校津波裁判を闘った人たち」(監督:寺田和弘、製作:株式会社パオネットワーク、配給:合同会社きろくびと)が、2023年の第78回「毎日映画コンクール」のドキュメンタリー映画賞を受賞しました(第78回「毎日映画コンクール」)。授賞式の様子はここをクリックしてください→YouTube映像が見られます。
この映画は、仙台の吉岡和弘弁護士と当事務所の齋藤雅弘弁護士が訴訟代理人として担当した、東日本大震災の津波で児童74名が犠牲になった石巻市立大川小学校の国賠訴訟を扱ったドキュメンタリー作品です。 この裁判では、犠牲になった児童の遺族が「なぜわが子が学校で最期を迎えたのか」の答えを10年にわたり探し続け、我が子の事実上の代理人弁護士として裁判を闘い抜きましたが、遺族はその経過を映像に記録し続けてきました。この映画は、こうして遺族が記録した映像を元に、寺田和弘監督が素晴らしい作品にまとめ上げてくれたものです。 授賞式は、本年2月14日に目黒区の「めぐろパーシモンホール/中目黒GTプラザホール「https://www.persimmon.or.jp/access.html」にて執り行われました()。 この映画は、2023年2月18日に東京の新宿「K's Cinema」での封切り上映の後、全国の50箇所を超える映画館等で上映され、ご覧になった方々の人数は1万8000名近くに上っています。 現在、自主上映が続けられており、さらにたくさんの皆さんに見て頂いておりますが、本年(2024年)の「3.11」の前後には、東日本大震災のメモリアルの意味も込めて、全国の多くの映画館で再上映が予定されています。 まだ、ご覧になっておられない方は、是非、再上映の映画館にお運びを頂けると幸いです。再上映館や上映期間などの詳細は、映画「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たちの公式HP(https://ikiru-okawafilm.com/)を参照して下さい。 |