当事務所の齋藤雅弘弁護士と後藤巻則早稲田大学教授、池本誠司弁護士の3名の著書『条解消費者三法』(弘文堂)の第2版が、4年余りの改訂作業を経て8月末に弘文堂から公刊されました(www.koubundou.co.jp/book/b584699.html)。
同書は、2015年5月に初版が発刊された後になされた消費者契約法、特定商取引法及び割賦販売法の改正をほぼ盛り込んだ改訂版となっております(今年の特定商取引法改正も簡単に触れてあります)ので、これらの法律の解説書としては、少なくとも現状では決定版と思います。 総頁数が2040頁と初版にも増して分厚い書籍となっていますが、定価は1000円アップ(2万1000円+消費税)で抑えており、弘文堂にはかなりお世話になりました。 コンメンタールですので、事件処理や論文執筆においてお困りの際の「辞書」代わりにお使い頂けるのではないかと思います。 皆様にひろくご利用を頂けることを期待しております。 当事務所の齋藤雅弘と仙台の吉岡和弘弁護士が取り組んできた、大川小学校の国賠訴訟の成果と教訓を広く残すために、2人で共同して「津波と学校防災─大川小学校の被災事件から」執筆しておりますが、これらのエッセイが3回にわたりみすず書房が発行する月刊誌「みすず」に連載されています。
第1回目の「津波で被災するというここと」は、既に「みすず」2021年7月号(No.705)2頁に掲載(https://www.msz.co.jp/book/magazine/202107/)されています。ここでは、津波被災の恐ろしさを大川小学校の被災事件を取り上げながら紹介し、事前防災の重要性などを指摘しています。 第2回目「『我が子の代理人弁護士』として」は、同誌9月号(No.707)30頁に掲載(https://www.msz.co.jp/book/magazine/202109/)されています。 第3回目(最終回)「悲劇を繰り返さないために」は、同誌11月号(No.709)33頁に掲載(https://www.msz.co.jp/book/magazine/202111/)されました。 お読み頂けると幸甚です。 |